2009年5月アーカイブ

「 サムシング・グレート 」のおはなし

園長: すぎもと かずひさ (2009年5月 1日

村上和雄は『二十一世紀には、いのちとは何か、何のために生きているのかという根源的な問いを発し続け、その中で新しい価値観創造されなければならないと思っています。そのためには、理性的な側面を持つ科学と、感性的な側面を持つ精神世界の両面から接近することが必要です。・・・ヒトの遺伝子情報を読んでいて、不思議な気持ちにさせられる事が少なくありません。これだけ精巧な生命の設計図を、いったい誰がどのようにして書いたのか?もし何の目的もなく自然に出来上がったのだとしたら、これだけ意味のある情報にはなりえない。まさに奇跡としか言いようがなく、人間業をはるかに超えている。そうなると、どうしても人間を超えた存在を想定しないわけにはいかない。そういう存在を私は「偉大なる何者か」という意味で十年位前からサムシング・グレートと呼んできました。』と述べるとともに、眠っている人間の潜在力を発揮するための方法として、遺伝子をオンにする生き方を提唱している。
そして、「ギブ・アンド・ギブの典型は母親と赤ん坊の関係でしょう。母親は赤ちゃんにひたすらギブ・アンド・ギブで見返りを求めていない。意識のうえでは求めていないが、至上の満足感、幸福観をもらっている。それだけではなく、そういう心境のとき、遺伝子オンが起っているのです。」と続けている。

 保育の仕事は感動の連続である。
それはあまりにも純粋無垢、健気な子どもたちといっしょに生活を送るからにほかならない。
いつの時代も子どもたちは、生まれ持った心身の諸状況や家庭・生活背景について、無邪気に受け容れざるを得ない。
私は子どもたちの尊さはここにあるのではないか、と考えている。
われわれ大人が不平不満を言っているときでも微笑んでいる。子どもに教えられるのはこのような時だ。
知りえる限りの感動を子どもたちに、と思う。

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