2010年4月アーカイブ

22年度4月 「我が儘(まま)に育ってほしい」のお話

園長: すぎもと かずひさ (2010年4月 5日

 自分自身を謳歌できるこどもに育ってほしい。我が+儘(まま)に育ってほしい。そんな願いを込めて企画する今年度の保育プロジェクト、テーマは六つ。

 一つ目は「空と土プロジェクト」・・・誰にも親しみやすい身近な素材を全身で味わいます。どんな風にも遊べます、思う存分自己発揮します、仲間づくりも広がります。
 
 二つ目は「水あそびプロジェクト」・・・水の魅力は心地よさ。どこまでも触れあえる最高の素材です。こころの解放感、素材との溶解感はまさに外界へ向かう探究心を誘います。

 三つ目は「運動あそびプロジェクト」・・・前二つのプロジェクトで培った心身をもとにさまざまな課題にチャレンジします。各課題には物語が誕生します、イメージも冒険します。

 四つ目は「自然あそびプロジェクト」・・・地球に生まれてよかったね。ふるさとの野山に繰り出します。木の葉や木の実とおともだち、ごっこあそびや造形活動でも自然の恵みを満喫します。

 五つ目は「年末年始行事プロジェクト」・・・クリスマスに餅つき、正月あそび。それぞれの行事の意味とプロセスを楽しみます。じんわり染み入るような感動を感謝とともに味わいます。

 六つ目は「表現あそびプロジェクト」・・・こどもたちの自由な発想を表現あそびへ展開します。こころとからだが呼応する個性的かつ創造的な表現を楽しみます。自ら環境を創ります。

 これらの他にも、感覚あそび、栽培、お散歩、音楽、絵画等々、さまざまな活動を楽しみます。どの活動もこども一人一人の個性を受容し、主体性を尊重して行います。我が儘に育つ=幼児期にしっかりと自分の基礎をつくって欲しいからにほかなりません。

 我が儘同士なのでけんかは必然、勝ちも負けも経験します。集団生活の心の機微(複雑な心境)を味わいます。この共通・近似体験がいつしか共感を生み、他者理解のいとぐちになります。思いやりの原点です。我が儘から共生社会の一員へ、おとなもいっしょに学習します。

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